歯科口腔外科治療 インプラント治療の流れ

1.初診・無料診断

インプラント治療に関する心配や疑問など、患者さんの悩みを医師がじっくりと伺います。お口の中を診査し、インプラント治療の全体的な説明、予測される期間や費用などを説明します。

2.精密検査

レントゲン写真や歯型などで、お口の中の状態を調べ、抜けている歯の本数や、 歯周組織（歯茎や骨など）など現在の健康状態を確認します。

3.診断

診断結果に基づいて立てた治療計画、および治療費用について詳しく説明します。

4.インプラント埋入

顎の骨にインプラント体（フィクスチャー）を埋め込みます。
簡単な手術は、抜歯程度の30分ぐらいのもので、ほとんどの場合、 局部麻酔のみで行います。

5.固定期間

一次手術から一定の治癒期間をとります。個人差がありますが、3～6ヶ月程度が必要で、インプラント体（フィクスチャー）と骨が強力に結合されるのを待ちます。

6.人工の歯の作製（場合によっては、歯肉の処置後）

型をとり上部構造（人工の歯）を作ります。
色や形は人それぞれ違いますので、患者さんに合わせて作っていきます。

7.冠せの作業

金色の小さなネジ（スクリュー）で、上構造部をインプラント体（フィクスチャー）に連結します。

8.調整

かみ合わせの不都合を調整します。
もしも義歯がぶつかってしまうときは、義歯を削るなどし、様子を見ます。

9.アフターケア

インプラントをより長く、そして快適に使っていただくためには、メンテナンスが重要になります。
必ず口腔内を清潔に保てるよう担当医師が歯磨きや歯肉のケアを定期的に診断・指導します。
手入れが行き届かないと、天然の歯と同様、インプラントの周りで炎症が起き寿命が短くなってしまいます。