知覚過敏症

みなさんこんにちは、暑い日が続くのでつめたい飲み物やアイスが美味しい季節ですね。

みなさんは冷たいアイスなどで歯がしみた経験はありますか?

今回は知覚過敏についてお話ししていきますね。

知覚過敏の仕組み


歯はエナメル質象牙質歯髄(神経)などで構成されています。

本来象牙質や歯髄はエナメル質に守られているため、私たちの歯は冷たいものの刺激を受けても痛みなどを感じることはありません。

ですが、エナメル質が何らかの原因で薄くなってきたり、歯の根元にある象牙質が露出してくると、

外部からの刺激を歯に直接伝えてしまいます。

象牙質には、歯髄につながる象牙細管と呼ばれる細かな穴が開いており、冷たいものを食べたりすると

刺激が穴を通じて神経に伝わり、痛みを感じてしまいます。

この痛みは一時的なもので、冷たいものの刺激がなくなると痛みもなくなっていきます。

知覚過敏原因

・歯周病や加齢に伴う歯肉の退縮により根元の象牙質が露出し刺激を受けやすくなること

・日常の歯磨きの際に、過度の力の加え方や、正しい場所にブラシが当たらず歯肉が退縮してしまうこと

・歯ぎしり、食いしばりなど日常の口腔習癖による原因

・様々な原因によりエナメル質がすり減り、象牙質が露出して刺激を受けやすくなること

・酸によりエナメル質が溶けてしまい、象牙質が露出してしまうこと(酸う蝕)

知覚過敏の対処法

・歯磨きの際、ブラシの圧を気にしてみたり、硬めのものからやわらかめの歯ブラシに変えてみる

  まずご自身で日常からできる対処法としましては、歯磨きの際に力の入れ方の意識をしてみたり、

  固めの歯ブラシで磨いている方はやわらかめのものに変えてみて優しく磨いてみましょう。

  適切なブラシ圧は150~200グラムと言われています。

  また、力を入れすぎて歯を磨くとブラシの毛先が広がり細かいところの磨き残しにもつながります。

・知覚過敏用の歯磨き粉に変えてみる

  知覚過敏用のしみ止め成分の入っている歯磨き粉は薬局などではシュミテクト(薬局などで販売)や

  センシティブ(歯科医院にて販売)などがございます。

  使っていくうちにだんだんと症状が和らいできます。

  また、歯の着色を取る歯磨き粉に含まれている研磨剤は歯を傷つけることもあるので

  歯がしみている間はご使用をお控え下さい。

  日常使用される際も、でも2~3日に一回の使用をオススメしております👻

・フッ化物洗口

  フッ化物を含む洗口剤は知覚過敏を軽減し、エナメル質を強化する働きがあります。

  ただ、ご使用の際は一度かかりつけの医院にご相談ください

・歯ぎしりの防止

  夜間歯ぎしりをしていると、無意識のうちにエナメル質が削れてしまったり、

  最悪の場合過度な力が原因で歯に亀裂が入ってしまう事がございます。

  寝ている間に歯ぎしりを意識的に止めることは難しいので、

  夜間用マウスピース(ナイトガード)のご使用がオススメです。

  ナイトガードは保険適応で、型どり後約一週間で完成するため気になる方は

  お気軽にスタッフにお申しつけ下さいませ😊

・飲食物の配慮

  柑橘類の果物や、炭酸飲料、ワイン等、酸性度が高い食べ物や飲み物は、

  エナメル質を侵食し、知覚過敏症を進行、悪化させる恐れがあります。

  これらの食べ物や飲み物に気を付けながら食事をとり、

  酸性度の高い食べ物、飲み物を取った後もお口をゆすぐなど気を付けましょう。

  逆に、カルシウムや歯の元となるビタミンA・C、カルシウムの吸収を助けるビタミンD

  を取るように意識してみましょう。

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名古屋アール歯科・矯正歯科では、前歯部の矯正でも全体矯正でも患者さんの負担をなるべく少なくするために、基本的に追加のオプションの料金をいただいておりません。

矯正後はリテーナーを装着していただき、矯正後の後戻りを防ぎます。

3カ月ごとの健診に来ていただいた場合、新しいリテーナーを無料でお渡しします。

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