リテーナー - 名駅アール歯科・矯正歯科

こんにちは、名駅アール歯科でございます。
本日は、矯正終了後に着用する、リテーナーの役割や目的などをお話ししていきますね。

リテーナーとは？
歯科矯正を終了直後は歯を支える骨が安定していないため、歯が後戻りしてしまいます。
歯が後戻りしやすい状態のため、リテーナーをつけて後戻りを防ぐ目的があり、為患者様にはリテーナーの装着していただいております。

装着期間
また、装着期間は元の歯並び、舌癖などにより差はありますが、基本的にリテーナーの装着期間は、矯正期間の倍の期間は必ず装着していただいております。
（矯正期間が2年の場合、装着期間は4年〜）
強制終了後の最初の半年〜1年は、お食事、歯磨き以外の時間の日中の着用。
その後は夜間、就寝時のみの着用となります。
倍の期間の装着期間が過ぎても、寝ている間の歯ぎしりや、頬杖、舌癖などにより、歯が動いてしまうこともあるため、1週間に一度、寝ている間だけでも装着をオススメしております。

清掃、保管法
リテーナーの洗浄方法としましては、柔らかめの歯ブラシを1本用意し、優しく磨いてあげてください。
歯磨き粉や強くゴシゴシ磨くとリテーナーに傷ができて細菌繁殖の原因になるため、何もつけずに優しく磨くことがポイントです！
（外した際唾液がついたままにすると白っぽくなってしまう原因になるので外出先などでブラシがない場合は水洗いだけでもOKです！）
また、洗い流す際は必ず冷たいお水で洗い流しましょう。
リテーナーの素材は熱に弱い為、お湯で洗ってしまったり、熱湯消毒を行ってしまうとレテーナー変形の原因になる為注意しましょう。
どうしても細菌や匂いなどが気になる場合は、リテーナー用洗浄液を使いましょう。

その他の注意事項
・リテーナーは踏んでしまったり過度な負荷がかかると割れてしまうこともある為、食事の際などに外す場合は必ず専用ケースにしまいましょう。
・着色のしやすい飲み物（コーヒー、紅茶、赤ワインなど）はリテーナー変色の原因、砂糖入りのジュースは虫歯の原因、あったかい飲み物は変形の原因になるため、冷たいお水や、砂糖の入ってない炭酸水以外の飲み物を飲む際は必ず外しましょう。
・穴が空いたり、割れてしまったリテーナーをそのまま使っているとリテーナーの役割が果たされない場合があるのでその際は新しいものを作成し直しましょう。

当院では、矯正終了後、三か月に一度の検診に通っていただいた際、新しいリテーナーを無料でお渡ししているのでそのタイミングで交換してください！