皆様こんにちは🎍
名駅アール歯科でございます🐅!
2022年もご自身の歯を大切に。毎日歯磨きを頑張っていきましょうね!!!
早速ですが、本日は口の中の細菌についてお話していきます。
細菌は人間が生まれてから、どのような経路で発生、繁殖するのか、ご存じでしょうか?
まず、胎児のうちは無菌状態のお母さんの羊水の中にいるので細菌は0個です。
では赤ちゃんはどのような経路で。。。
それは
食事、日頃の口腔ケア、細菌を持っている大人との食べ移しやキス等です😵💫。
虫歯菌の棲み分けは乳歯が生え揃う1歳7か月から2歳7か月頃までの間と言われています。
この頃までに口内に棲みつく細菌類の割合がほぼ決定するので、この時期における子どもの口腔ケアが一生を左右すると言っても過言ではないでしょう。
3歳になるまではこのような事は控え、歯が生えそろう前に歯ブラシに慣らせ、口腔ケアができるようになるのが良いでしょう!
そして、我々大人の口の中には、
300~700種類の細菌が生息しているといわれます。
詳しく見ていきましょう。
個数でいうと
歯をよく磨く人で1000~2000億個、
あまり歯を磨かない人はなんと、、、、、
4000~6000億個!!!!!
さらにほとんど磨かない人ではなんとなんと
1兆個!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなにたくさんの細菌が住み着いているのです。
歯を毎日磨いているのにも関わらず、1000~2000憶個もの細菌が存在するのにも驚きですが、
磨いていない人の細菌数はとんでもない数ですね。。。。。
これを機に、しっかり歯を磨きましょうね🦷。。
細菌の繁殖についてですが、いつ頃が一番増えるのか?
↓
↓
↓
答えは 朝起きてすぐ です。
唾液には洗浄作用あり、
その唾液が夜眠っている間は減ってしまい、口の中がジメジメと乾燥してくるため、細菌が一気に繁殖をします。
朝起きた時に「口の中がねばねばしている」「臭いが気になる」と感じるのはそのせいなのです。
つまり
朝起きてそのままご飯を食べるという行為は、口の中で増えた細菌をすべて飲み込んでしまっているということです。。。
細菌を体の中に取り込むのを防ぐために、朝起きたらすぐに口をゆすいだり、歯を磨いたりしてお口の中の細菌を洗い流してあげましょう。
先ほどご説明したとおり、寝ている間は洗浄作用のある唾液が減ってしまうため、お口の中に細菌が残っていると、食べかすが細菌の餌となり、お口の中で細菌が繁殖します。
夜寝ている時がもっとも虫歯や歯周病が進行しやすくなるため、夜の歯磨きは時間をかけてしっかりと汚れ(歯垢)を落としてあげる必要があるのです!
~余談~
イヌの口腔内細菌は約400種類が特定がされています。
ネコで200種近く特定されています。(まだ特定されていないものを含めると、今後細菌数がもっと増える可能性があります。)
イヌとネコの口腔細菌叢は、約50%が重なっており、
人間とイヌネコで共通して保有している菌は約15%程しかないそうです。
人間とイヌやネコの口腔内細菌の種類がほとんど違う理由は、人間と食べ物が違うためであると考えられています。
イヌやネコの細菌には、虫歯菌よりも歯周病菌が多く存在するようです。
毎日歯磨きをしてあげてください!