こんにちは、名駅アール歯科です。
寒さが厳しくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今日は口臭についてのお話です。
口臭は大きく分けて2通りあるといわれてます。
口から出てくるにおいと、胃腸から上って口から出てくるにおいです。
その背景にもさまざまな原因があり、口臭の原因には
- 口の中の雑菌が増えるためににおいが出ているタイプ。
- 病気(口の中、のどや鼻、全身)によってにおいが出ているタイプ。
- ニンニクやネギなどの食べ物、たばこやお酒などの嗜好品からのにおいが出ているタイプ。
- 朝起きたときや空腹のときなどに、身体そのものにおいが出てくる、生理的なにおいが問題になるタイプ。
- 心理的な影響によりにおいがないのに口臭を感じてしまうタイプ。
と5つあるそうです。
共通して問題となるのは口の中の乾きなのです。
口の中が乾き口の中の唾液が減って雑菌が増えると、口臭につながります。
口で呼吸するくせのある人は、口が渇きやすくて口臭が出やすくなります。
糖尿病、腎臓病、ストレスなども口の渇きの原因になります。
女性に多いドライマウスが主な症状になる病気も口臭につながりやすいのです。
舌に異常が出ることが多いので、口腔外科に相談すると良いでしょう。
歯周病や虫歯になると細菌が増えてきますのでそれらが原因でにおいが発生することもあります。
このほか鼻やのどの病気でもにおいの原因になります。
呼吸器や消化器などの病気、糖尿病、腎臓病、肝臓病なども口臭の原因になるのです。
においなかなか消えないのが特徴です。
●日常的に口臭のセルフチェックを行って自分自身で予防していくことが大切です。
口臭のチェックリストで気になることを確認してみてください。
口の渇きや歯周病が口のにおいの元になることに加えて、歯の治療の状態、全身の病気の状態などが口臭につながりますから、その辺りから口のにおいが出ている可能性を知りましょう。
★チェックリスト★
- 口が渇いている?
- 口の中がねばつく?
- 舌がくっつきやすい?
- 舌が白くなっている?
- 歯茎から血が出る?
- 歯茎が腫れる?
- 入れ歯をしている?(インプラントは入らない)
- 歯医者さんでの治療を受けた歯が多い?
- 歯並びが良くない
- 食べ物が歯にはさまる?
- 歯の治療を途中でやめたことがある?
- 虫歯が多い?
- おなかが弱い?
- 糖尿病や腎臓の病気がある?
●口臭の予防方法
唾液を多くすることが、最大の予防になるでしょう。
唾液が少なくなることが口臭につながるからです。
そのためには毎日の歯磨きが欠かせません。
他にはフロス、舌ブラシでの舌の表面の舌苔の除去、入れ歯などの掃除も効果的です。
規則正しい睡眠や食事も重要でなので、口呼吸をしないように対処をしたり、夜に口を開けて寝ないように気をつけたりすることも対処になります。
それと並行して歯医者さんに定期的に受診をして口の中の健康を確認することも重要です。
歯の清掃を行って、虫歯や歯周病には早めに手を打つことが大切になってきます。
また歯並びを治して、良く咬めて飲み込めるように、鼻呼吸できるように、さらには虫歯や歯周病のリスクを下げることも大切です。
虫歯や歯周病の治療が必要であれば、その治療が口臭の治療にもつながってきます。
口臭の改善は簡単に見えて難しいと言えると思いますので気になることがあればいつでもご相談くださいね。