癒合歯

こんにちは、名駅アール歯科です。

皆さんは癒合歯というものをご存知ですか? 癒合歯とは本来別々で生えてくるはずの歯が繋がって一つの歯として生えてくる状態のことを言います。

癒合歯の原因ははっきりとわかっていないのですが、乳歯ができるタイミングですでにくっついてそのまま成長しているというのが1番有力です。(赤ちゃんの歯ができ始めるのは妊娠6週目(2ヶ月)頃で、10週目(3ヶ月)にもなると赤ちゃんの顎の中で全ての乳歯が出来上がってきます)

癒合歯の種類

1.二つの歯が一つの歯として生えてきている状態この場合、歯の大きさは二つ分ではありますが、歯の中に通っている神経が一つの状態です。

2.二つの歯がくっついている状態この場合の癒合歯は二つの歯がくっついているため歯の神経がそれぞれの歯にあり2本あることになります。

3.二つの歯の根っこがくっついている状態この場合は日本の歯の根っこがくっついているため生えている部分は分離しているのですが、歯茎の中にある根っこがくっついている状態です。

癒合歯のできやすい部位

乳歯の癒合歯は下の歯の前歯部分にできやすく、その次に上の前歯に多く見られます。奥歯の癒合歯は稀です。

癒合歯の割合は乳歯の場合100人中数名、永久歯の場合は1000人に1人程度の割合で見られ、乳歯の場合はわりと見られる症状です。

癒合歯のリスク

虫歯リスクが高い

癒合歯自体は体に対して影響を及ぼすことがないため、切り離したりする必要はないですが、結合部分の溝が大きいと汚れが残りやすく虫歯になりやすいため、念入りに歯を磨くことが大事です。

また、歯医者さんではシーラントという溝を埋める処置を行うことや定期的にフッ素塗布を行うなどして、虫歯予防を行うことも可能です。

永久歯の本数がすくない場合がある

歯の生え変わりとなる永久歯(下の前歯が癒合歯の場合同じ部位の永久歯)が一本少ないことがあります。

永久歯への生え変わりがスムーズにいかない場合がある

歯の生え変わり時期になると乳歯の歯根吸収(下から押されることで歯の根っこが溶けてきたり短くなること)が起こり、だんだんと揺れてきて自然に乳歯が抜けて永久歯が生えてきます。ですが、癒合歯の場合2本くっついているため本来のようにうまく歯根吸収が起きず、自然に抜けるのが難しい場合があります。その場合必要であれば抜歯を行うこともあります。

永久歯が綺麗に並ばない場合がある

癒合歯の場合本来の歯の大きさの1.5本分くらいの大きさしかないことが多く、そのため癒合歯が抜けた部分は本来よりもかなりスペースが狭いことがあります。そのため、そこに永久歯が生えるとなると十分なスペース確保ができないため、歯が圧迫されてうまく並ばないことがあります。逆にこの時永久歯が一本少ないケースだとうまく並ぶ場合もあります。

まとめ

癒合歯は永久歯よりも乳歯時期に多く見られ、永久歯に影響を及ぼす場合があります。お子さんのお口の中に癒合歯がみられ、永久歯の状態が心配な場合は、歯科検診の際にレントゲン撮影が可能な年齢であればレントゲン撮影で永久歯の数の確認は可能ですので一度歯医者さんに相談してみるの一つの方法といえます。

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