こんにちは
名駅アール歯科・矯正歯科です。
本日は『根管治療』についてお話していきます。
目次
- 根管治療が必要になるときは？
- 根管治療とは？
- 根管治療の種類
- 根管治療と外科的歯内療法はどっちを先に行う？
- まとめ
≪根管治療が必要となるときは？≫
虫歯の種類はCO、C１、C２、C３、C４があります。
C３、C４まで虫歯が進行してしまった時に根管治療が必要になります。
（虫歯の状況によりますが、C２の時にも根管治療が必要になる事があります。）
≪根管治療とは？≫
C３、C４のように虫歯菌が根管内に侵入してまった場合、根管内にある歯髄（歯の神経）を取り除き根管内の神経が入っていた場所を洗浄、除菌し最後にガッタパーチャーを充填していきます。
この治療を、根管治療または歯内治療と言います。
≪根管治療の種類≫
根管治療には、抜髄、感染根管治療、再根管治療、外科的歯内療法の４つが存在します
それぞれについて説明していきます。
抜髄
根管治療をしていなくて、歯の神経がまだ生きている歯の虫歯が進行して歯髄（歯の神経）まで達している状態を歯髄炎と言い、この状態に対して歯の神経を取り除いていく事を抜髄と言います。
感染根管治療
根管治療をしていなくて、歯の神経がすでに死んでしまっている歯の虫歯が進行して歯髄（歯の神経）まで達している状態を根尖性歯周炎と言い、この状態に対して歯の神経を取り除いていく事を感染根管治療と言います。
再根管治療
以前に根管治療を行っている歯の根尖部（根っこの先）に炎症が生じてしまった場合の歯に対して行っていく治療を再根管治療と言います。
外科的歯内療法
根管治療を行ったにもかかわらず根っこの先の炎症が取り切れない場合に、外科的に炎症を含む根尖（根っこの先端）を除去する方法を外科的歯内療法と言います。
歯根嚢胞などの場合が外科的歯内療法が適応になります。
外科的歯内療法の1つに、歯根端切除術（Apico）があります。
【歯根嚢胞とは】
根尖性歯周炎の時に、根管内の感染が根尖外まで及び根尖に膿を形成します。
その膿や炎症を広げないために生体の免疫反応により周囲に上皮を形成します。
これが歯根嚢胞です。
≪根管治療と外科的歯内療法はどっちを先に行う？≫
正解は、根管治療が先に行います。
まずは、根管内の細菌を除去し根尖部にある炎症が生体の免疫で縮小、もしくは消失するのか診て縮小傾向が認められる場合はそのまま経過観察を行います。
変化がないもしくは拡大傾向がある場合に外科的歯内療法を行います。
先に外科的歯内療法を行うと根尖部の細菌感染、炎症は取り除くことができますが、感染の原因が根管内に残っているため再度、根尖部に炎症が生じてしまいます。
≪まとめ≫
根管治療は虫歯が歯髄（歯の神経）まで達してしまった場合に行う治療です。
根管治療の大きな目的として、根管内を含めた細菌の除去を目的としているため、ラバーダムなどを行い最近の再感染をしないように心掛ける必要があります。
名駅アール歯科・矯正歯科では、根管治療の際はラバーダムを行って根管治療を行っています。
≪名古屋アール歯科・矯正歯科でのマウスピース矯正について≫
≪名古屋アール歯科・矯正歯科でのワイヤー矯正について≫
名古屋アール歯科・矯正歯科では、前歯部の矯正でも全体矯正でも患者さんの負担をなるべく少なくするために、基本的に追加のオプションの料金をいただいておりません。
矯正後はリテーナーを装着していただき、矯正後の後戻りを防ぎます。
３カ月ごとの健診に来ていただいた場合、新しいリテーナーを無料でお渡しします。
名古屋アール歯科・矯正歯科では、矯正相談を随時無料で行っています。
普段、お仕事や家事などで矯正の相談に行けないと多数のお声をいただいていたため
名古屋アール歯科・矯正歯科では隔週の日曜日の１５時までに診療を行っています。
是非、矯正を少しでも考えている方はお気軽にご相談ください。
名古屋アール歯科・矯正歯科 歯科医師 古田
愛知学院歯学部卒業後、刈谷市の二村医院で臨床研修を行う。
その後3年二村医院にて臨床を行う。
２０２０年に医療法人清翔会に入社。
当院では患者様との連絡をしっかりと取っていくためにＬＩＮＥ登録をお願いしております。
お手数ですが、宜しくお願いします。
住所 〒450-0002 名古屋市中村区名駅4-10-25 IMAIビル11F
電話番号 052-581-1051
インスタグラム https://www.instagram.com/meieki_rdental_seishokai
清翔会公式YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCBMHkU2cvEppvq-Fj9wc3uQ
この記事の監修者について
小池陵馬
医療法人清翔会理事長
名駅アール歯科・矯正歯科など歯列矯正専門歯科6医院を経営。
透明マウスピース矯正のインビザライン治療で日本でわずか20名だけのプラチナエリート表彰を3年連続受賞。業界でもトップクラスの矯正治療症例数を誇る。
【経歴】
H16年 愛知県立岡崎高校 卒業
H16年 広島大学歯学部 入学
H22年 広島大学歯学部 卒業
H22年 歯科医師免許証 取得
H23年 臨床研修修了 登録
H23年 岡崎エルエル歯科・矯正歯科 副院長
H25年 エスカ歯科・矯正歯科 院長
H28年 医療法人清翔会 設立
H28年 理事長 就任
H28年 名古屋みなと歯科・矯正歯科 開院
H28年 とし歯科 矯正監修
【所属団体】
日本顎咬合学会 認定医
インビザライン 認定医
インコグニート舌側矯正 認定医
日本成人矯正学会 所属
日本矯正学会 所属
名古屋市立大学口腔外科 非常勤歯科医師Tweed Pre-Tucson コース
名古屋アール歯科・矯正歯科SNS
当院では患者様との連絡をしっかりと取っていくためにLINE登録をお願いしております。
お手数ですが、宜しくお願いします。
