こんにちは
名駅アール歯科・矯正歯科です。
本日は『ラバーダム』についてです。
目次
- ラバーダムとは?
- ラバーダムの使用状況
- ラバーダムのメリット
- ラバーダムのデメリット
- ラバーダムの実際の使用法
- まとめ
≪ラバーダムとは?≫
ラバーダムとは基本的に根管治療(歯の神経の治療、根っこの治療)の際に用いられます。
このような器具を用いて唾液などに含まれる最近の侵入を防ぎます。
・ラバーダム
・ヤングのフレーム(左)・クランプフォーセップス(右)
・クラスプ
≪ラバーダム使用状況≫
根管治療において、2003年の日本歯内療法学会によると、一般の歯科医院でラバーダムの使用率は5%前後とかなり少ないです。
それに対して、海外での根管治療では95%前後が使用しています。
ラバーダムの普及率の差が日本と海外での根管治療(1回目)の成功率に大きな差が出ているのが現状です。
日本の成功率が50~60%に対して、海外の成功率は90~95%くらいです。
根管治療はどれだけ無菌的な治療を行えるかが大切となってくることをラバーの使用状況が証明しています。
≪ラバーダム治療のメリット≫
- 根管治療
根管治療の際に最も大切になってくるのが、細菌感染をさせないことです。
人の唾液の中には何億という細菌がいるためラバーダムは必須と考えます。
- 患歯(治療をする歯)が見やすくなる
患歯以外はラバーダムの下にあり、歯肉や頬粘膜や口唇を排除することができるため患歯をしっかりとみて治療することができます。
- 誤飲。誤嚥防止
歯科治療では、お口の中でとても小さな器具を使い、被せ物なども接着させます。
そのためお口の中に細心の注意を払っていてもお口の中に落としてしまう可能性があります。
そういった、誤飲誤嚥の防止にもつながります。
- 歯肉、頬を傷つけない
患歯以外はラバーダムの下にあり、歯肉や頬粘膜や口唇を排除することができるため治療中の器具で歯肉や頬粘膜や口唇を傷つけてしまう事を防止できます。
≪ラバーダムの治療のデメリット≫
- アレルギー
ラバーダムは種類によってラテックスを使用している場合があるため、ラテックスアレルギーがある方には使用できません。
- 鼻呼吸ができない
≪ラバーダムの実際の使用法≫
①クランプの試適。
②ラバーダムにラバーダムパンチで穴をあけてクランプを通します。
③クランプを患歯に装着します。
④ヤングのフレームを装着して、クランプのウイングの部分のラバーダムを外してラバーダムの装着完了です。
≪まとめ≫
いかがでしたか?
ラバーダムを使用することによって多くのメリットがありますが、現状では普及していないのが事実です。
根管治療では必須と言えます。
名駅アール歯科・矯正歯科では、もちろん根管治療の際にはラバーダムを必ず使用して治療を行います。
≪名古屋アール歯科・矯正歯科でのマウスピース矯正について≫
≪名古屋アール歯科・矯正歯科でのワイヤー矯正について≫
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矯正後はリテーナーを装着していただき、矯正後の後戻りを防ぎます。
3カ月ごとの健診に来ていただいた場合、新しいリテーナーを無料でお渡しします。
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是非、矯正を少しでも考えている方はお気軽にご相談ください。
名古屋アール歯科・矯正歯科 歯科医師 古田
愛知学院歯学部卒業後、刈谷市の二村医院で臨床研修を行う。
その後3年二村医院にて臨床を行う。
2020年に医療法人清翔会に入社。
当院では患者様との連絡をしっかりと取っていくためにLINE登録をお願いしております。
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