こんにちは
名駅アール歯科・矯正歯科です。
定期健診でよく行われている内容についてお話していこうと思います。
≪基本的な定期健診の流れ≫
・口腔内写真の撮影（５枚法）
・歯周基本検査
・SC（スケーリング）、フロス
・Cチェック
これが名駅アール歯科・矯正歯科での基本的な定期健診の流れになります。
ここからそれぞれの内容について詳しく見ていきます。
≪口腔内写真（５枚法）≫
上顎歯列、下顎歯列、正面、側方歯列（左、右）の合計５枚になります。
歯並びの状態、咬合関係（噛む合わせ）、歯周組織の状態、プラークコントロールなどをみることができます。
口腔内写真は規格性が大切です。
規格性とは、毎回同じ角度で撮影することです。毎回全く違う角度撮影してしまうと前回からの変化や咬合関係がわかりづらかったりしてしまいます。
アール歯科・矯正歯科ではスタッフ同士で口腔内写真の撮影を日々練習しています。
≪歯周基本検査≫
・歯周ポケット検査
・出血
・歯の動揺度
これらの内容を検査していきます
≪歯周ポケット検査（プロービングポケット検査）≫
プローブという器具を使って歯と歯肉（歯茎）のあいだに存在する溝（歯肉溝）の深さを測定する検査です。
この特に歯肉の下についている歯石（縁下歯石）も蝕知できることがあります。
≪ポケットの数値からわかる事≫
・１～３ミリの場合
歯肉の状態は極めて良好で、日々のセルフケアも十分できていていると考えられます
・４～５ミリの場合
歯肉炎が起こっています。日々のセルフケアで磨けてない可能性が高いです。
このまま放置してしまうと歯槽骨の吸収が始まって歯の喪失のリスクが上がります。
・６ミリ以上の場合
歯周病が進行しています。
このまま放置すると歯槽骨が吸収されてしまって歯が抜け落ちてしまいます。
≪出血（BOP）≫
歯周ポケット検査を行った後に、検査を行った部位から出血している部位を調べていきます。
基本的に健康な歯肉（歯茎）の場合は、出血はありません。
炎症が生じている部分は、軽刺激で微小血管が破れてしまい出血します。
BOP＝Bleeding on Probing の略です。
≪歯の動揺度≫
歯周検査の際に動揺度の分類でよく用いられるのが、Millerの分類です。
Millerの分類
０度（生理的動揺）０.２ミリ以内の動揺、ほとんど動かない。
１度（軽度の動揺）唇舌的にわずかに動く。
２度（中等度の動揺）近遠心的にも動く。
３度（高度の動揺）唇舌的な同様に加えて、垂直的な動揺もする。
歯周病によって歯槽骨（歯を支える骨）の吸収が生じることによって歯は少しづつ動揺していきます。
≪スケーリング≫
歯の表面についている歯石をスケーラーを使って除去します。
歯石の状態になってしまうと自身の歯磨きでは除去できません。
歯科医院の専用の器具を使って歯石の除去を行いましょう。
スケーリングだけだと歯の間の汚れが取れないためフロスまでしっかりと行います。
≪Cチェック≫
パノラマやデンタルやカルテなどを参考にして口腔内をみます。
経過観察を行っている歯はどれなのか、また経過観察している状態は変わっていないのかを慎重に判断します。
治療が必要な部位に関しては、次回から治療開始していきます。
≪まとめ≫
いかがでしたか？
定期健診の大切さはみなさん理解されてたと思いますが、歯茎の検査がどういう状態だとだめなのかなどは専門性が強いため知らない部分が多かったのではないでしょうか？
今後もしっかりと定期健診に行きましょう！
≪名古屋アール歯科・矯正歯科でのマウスピース矯正について≫
≪名古屋アール歯科・矯正歯科でのワイヤー矯正について≫
名古屋アール歯科・矯正歯科では、前歯部の矯正でも全体矯正でも患者さんの負担をなるべく少なくするために、基本的に追加のオプションの料金をいただいておりません。
矯正後はリテーナーを装着していただき、矯正後の後戻りを防ぎます。
３カ月ごとの健診に来ていただいた場合、新しいリテーナーを無料でお渡しします。
名古屋アール歯科・矯正歯科では、矯正相談を随時無料で行っています。
普段、お仕事や家事などで矯正の相談に行けないと多数のお声をいただいていたため
名古屋アール歯科・矯正歯科では日曜日の午前中に無料の矯正相談を行っていきます。
是非、矯正を少しでも考えている方はお気軽にご相談ください。
名古屋アール歯科・矯正歯科 歯科医師 古田
愛知学院歯学部卒業後、刈谷市の二村医院で臨床研修を行う。
その後3年二村医院にて臨床を行う。
２０２０年に医療法人清翔会に入社。
当院では患者様との連絡をしっかりと取っていくためにＬＩＮＥ登録をお願いしております。
お手数ですが、宜しくお願いします。
名駅アール歯科・矯正歯科
住所 〒450-0002 名古屋市中村区名駅4-10-25 IMAIビル11F
電話番号 052-581-1051
インスタグラム https://www.instagram.com/meieki_rdental_seishokai
清翔会公式YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCBMHkU2cvEppvq-Fj9wc3uQ
この記事の監修者について
小池陵馬
医療法人清翔会理事長
名駅アール歯科・矯正歯科など歯列矯正専門歯科6医院を経営。
透明マウスピース矯正のインビザライン治療で日本でわずか20名だけのプラチナエリート表彰を3年連続受賞。業界でもトップクラスの矯正治療症例数を誇る。
【経歴】
H16年 愛知県立岡崎高校 卒業
H16年 広島大学歯学部 入学
H22年 広島大学歯学部 卒業
H22年 歯科医師免許証 取得
H23年 臨床研修修了 登録
H23年 岡崎エルエル歯科・矯正歯科 副院長
H25年 エスカ歯科・矯正歯科 院長
H28年 医療法人清翔会 設立
H28年 理事長 就任
H28年 名古屋みなと歯科・矯正歯科 開院
H28年 とし歯科 矯正監修
【所属団体】
日本顎咬合学会 認定医
インビザライン 認定医
インコグニート舌側矯正 認定医
日本成人矯正学会 所属
日本矯正学会 所属
名古屋市立大学口腔外科 非常勤歯科医師Tweed Pre-Tucson コース
名古屋アール歯科・矯正歯科SNS
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