こんにちは!名駅アール歯科です☺
皆様は虫歯が大きくなるとどうなるか知っていますか?
最終的にはかぶせ物になるのですが、その前に歯の神経を抜いて根っこの治療が必要になります。
私は先日歯が痛くなりレントゲンを撮ってもらったところ、なんと1本歯の神経が死んでしまっていました!
根っこの治療を体験したばかりなので、その流れをお伝えしたいと思います(^^)/
流れ
- ①抜髄:虫歯により汚染されてしまった歯の神経を抜く治療
- ②根治:抜髄した空洞部分を専門の器具を使って清掃する治療
- ③根充:清潔になった空洞に最終的な薬剤を詰めていく治療
- ④土台形成:残っている歯を守るために、人工の土台を築く治療
- ⑤かぶせ物形成,セット:かぶせ物を被せるための治療
歯の神経に虫歯が到達してしまった深い虫歯の神経を抜いていきます。
痛み等の自覚症状はある場合とない場合があります。
手順としては、汚染された神経を取り除けるように歯を適切な形に削ります。
次に汚染された神経を専用の器具を使って取り除きます。
ちなみに最初に麻酔を打って行うので私は治療中は痛みは全然感じなかったです!
神経を抜いた歯の中の空洞が清潔になるまで清掃していきます。
キレイになるまで複数回通っていただきます。
私は3回ほどやりましたが、もう神経が抜いてある状態なので痛みは全然感じなかったです。
毎回、最後に空洞にお薬を詰めて粘土状の仮蓋をします。
仮蓋は固まるまで30分ほどかかるので、治療後30分は飲食を控えてください。
清潔になった歯の空洞に最終的なお薬を詰めていきます。
このお薬で歯の中の空洞を隙間なく埋め、悪い細菌の侵入を遮断して根っこを安定した状態にします。
ここでも仮蓋をして終了します。
かぶせ物をつける準備として、歯を削った部分に人工の土台(コア)を入れて補います。
土材の素材はお選びいただけるのですが、一度装着すると外すのが非常に困難です。
無理に外そうとすると歯が割れてしまって、そのまま抜歯になってしまうこともあります。
ですので、「土台形成はやり直しのできない治療」だと思っていただいて、しっかり吟味してお選びください!
クラウンと呼ばれ、虫歯の進行がひどい場合にすっぽりかぶせます。
かぶせ物は一度つけると数年間使い続けることがほとんどです。
また、さまざまな種類の素材があり「耐久性」「見た目」「費用」に違いがあるため、こちらも土台同様に自分にあった素材をしっかり選んでいただくことが大切です。
以上でやっと根っこの治療終了です!
根っこの治療は何回も通っていただくことになりなかなか大変なので、
私のようにならないためにも歯の定期検診に通うことをおすすめします☺