皆様、こんにちは!
矯正治療をしても装置を外した後は歯が後戻りしてしまうことがあります。
矯正治療後に後戻りを防ぐためにはどうすればいいかということをお話しします。
なぜ後戻りをしてしまうのか、、、
主に原因として考えられるのが
・舌の癖、習慣
・保定期間が足りない
まず舌癖とは、本来の舌の位置とは違った場所に舌を置いていたり、舌を前に押し出してしまう癖のことを言います。
不正咬合の患者さんのほとんどの方が、なにかしらの舌癖を持っており、その癖が原因となって不正咬合を引き起こしているケースも少なくありません!
矯正治療を進めていく上で、その原因となっている舌癖を治さずに治療を進めても、矯正治療後、せっかくキレイになった歯並びも、その癖のせいで、また元の歯並びに戻ってしまうこともあるのです🤢
始めに歯並びに影響を与えるような舌癖がないか、ある場合は、どのような癖があるのかを必ずチェックして、スムーズに、安定した歯並びになるよう、矯正治療と同時に舌のトレーニングも行なっていきます❗️
次に
後戻りしてしまう原因として、「保定期間」にしっかりとリテーナーと呼ばれる保定装置を付けていなかったという場合も考えられます!
リテーナーとは歯がもともとあった場所や状態に戻ろうとすることを防ぐために、歯の周りの組織などを新しい環境に慣らされて安定させるという役割をします。
歯につける装置は矯正治療が終わったら外すことができますので、ついついそこで治療が終わったと思ってしまいがちですが、その後もずっとキレイな歯並びを維持するためには、その後に行う保定期間がとても大切です✨
矯正治療で動かしたばかりの歯は、その歯を支える骨がまだ安定しておらず、元の歯並びに戻ろうとしてしまうので、リテーナーを使い、その力が加わらなくなるまで歯並びを固定させなければなりません。目安としては、矯正期間の倍の期間はつけて頂くことをおすすめしています。
当院では定期検診に来ていただいたときに後戻りしてないかどうかのチェックもさせていただいております✨
気になることがあればご相談ください😊