名駅アール歯科・矯正歯科です!
年越にむけて、駆け込みで歯の治療を受けられる方が多くいらっしゃいます。
歯の調子が悪いとせっかくのお節料理も美味しく食べられませんよね(><)
健康な歯を守るためには、一に歯みがきです!!
ということで、本日は歯磨き粉の成分についてご紹介します♪
歯磨き粉の種類
歯磨き粉は薬事法で化粧品と医薬部外品に分けられています。
日本で販売されている90パーセントの歯磨き粉は医薬部外品にあたります。
化粧品
歯磨き粉の基本成分である
・清掃剤(研磨剤)→歯垢や着色を落とす
・湿潤剤→歯磨き粉に湿り気や可塑性を与える
・発泡剤→泡だてて歯磨き粉を口の中に広げる
・粘結剤→歯磨き粉の粉末と液体成分を結合させて、粘性を与える
・香味剤→ミントの味などで爽快感を与え、使いやすくする
・保存料→変質を防ぐ
を含むものが化粧品です。
医薬部外品
基本成分以外に、薬用効果のある成分を配合したものです。
・むし歯予防→モノフルオロリン酸ナトリウム・フッ化ナトリウム
・歯肉炎予防→塩化セチルピリジニウム・塩化ベンザルコニウム・トリクロサン
・歯周炎予防→塩化クロルヘキシジン・トラネキサム酸・塩化ナトリウム・グリチルリチン酸ジカリウム
・歯垢の分解→デキストラナーゼ
・歯石沈着予防→ボリリン酸ナトリウム
・知覚過敏予防→乳酸アルミニウム・硝酸カリウム
・着色除去→ポリエチレングリコール
などが例に挙げられます。
日本で販売される歯磨き粉の約80パーセントにむし歯予防のフッ化物が配合されています☆
フッ化物濃度が1000ppmの歯磨き粉で、約15~20パーセント程のむし歯予防につながるようです。
是非取り入れたいですよね!!
歯磨き粉の形状
よくイメージされる歯磨き粉の形態は白色のペースト状ですが、それ以外にも粉・液状・ジェルなどもあります。
液状のものは使用後の洗口回数を少なくすませられます。
研磨剤の入っていないジェルタイプは歯ぐきの炎症が強い時におすすめの歯磨き粉です。
お口の状態や使い方に合わせて、成分や形状も意識してみると
ご自身にピッタリの歯磨き粉が見つかるかもしれませんね(^^)♡
合う歯磨き粉が分からない!という時には、ぜひ歯科衛生士までお尋ねください!