みなさんこんにちは。
今日は歯医者での私達の役割や仕事内容についてお話させて頂きますね。
私達は歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、歯科技工士というメンバーでチームを組み日々診療しています。
歯科医師とは?
歯科医師は歯科大学や大学の歯学部で6年間の教育を受け、歯科医師国家試験に合格し、歯科医師資格を取得する必要があります。
資格取得後は、病院や診療所などで1年の現場研修をしなければなりません。
歯科医師法によって、「専ら歯科医療及び保健指導を掌ることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、
もつて国民の健康な生活を確保するものとすることを責務とする」と定められています。
虫歯や歯周病の治療や処置、入れ歯・詰め物などの製作や装着、抜歯やインプラントなどの外科的治療、歯並びの矯正などの治療を行います。
清翔会のドクター達です。
どの先生もとても優しいので気になることやお困りのことがあれば、お気軽に相談してみて下さい♡
歯科衛生士とは?
専門教育課程を修了し、歯科衛生士国家試験に合格した者が、歯科衛生士となれます。
3年制以上の専門学校、短期大学での養成課程が一般的です。
歯科医師の指導のもと、歯科予防処置、歯科診療補助および歯科保健指導を行います。
歯科予防処置
まず人が歯を失う原因の90%が「むし歯」と「歯周病」なのはご存じですか?
この二つを歯科の二大疾患といいます。そしてほとんどの方が虫歯や歯周病にかかっています。
つまり、むし歯と歯周病を予防することができれば、自分の歯を一生保つことができるのです。
歯・口腔の疾患を予防する処置として、「フッ化物塗布」等の薬物塗布、歯垢(プラーク)や歯石など、口腔内の汚れを専門的に除去する「機械的歯面清掃」などの医療技術があります。
歯科衛生士は、このような歯科予防処置の専門家です。
歯科診療補助
歯科診療は歯科医師を中心とした「チーム医療」として行われています。
その中で、歯科衛生士は歯科医師の診療を補助するとともに、歯科医師の指示を受けて歯科治療の一部を担当するなど、歯科医師との協働で患者さんの診療にあたります。
歯科診療補助の範囲は多岐にわたり、歯科診療を円滑に行うために大切な役割を果たしています。
また、歯科医師と患者さんとのコミュニケ-ションに配慮し、信頼関係にもとづく心優しい歯科医療を行うためにも、歯科衛生士の役割が期待されているのです。
歯科保健指導
むし歯や歯周病は生活習慣病です。
そのため、治療よりも予防、さらに、本人自らが生活習慣を改善することが大切であり、正しい生活習慣やセルフケアを実行するための専門的な支援(指導)が不可欠です。
そのため、歯科保健指導は、幼児期から高年期までの各ライフステージにおいて、また、健康な人、病気や障害のある人など、すべての人に必要な支援です。
その中で、歯磨き指導を中心とした歯口清掃法の指導は、セルフケアのスキルアップを専門的に支援する大切な仕事です。
また、寝たきり者や要介護者等に対する訪問口腔ケアも重視されています。
さらに、最近では、食べ物の食べ方や噛み方を通した食育支援、高齢者や要介護者の咀嚼や飲み込み力を強くする摂食・嚥下機能訓練も新たな歯科保健指導の分野として注目されています。
歯科助手とは?
歯科助手と歯科衛生士の違いを知らないと言う方は多いのではないでしょうか?
歯科助手は歯科医師のアシスタント業務してくれています。
歯科診療に必要な器具をセッティングしたり、受付・会計事務などを行う仕事です。
歯科助手になるには歯科衛生士とは違い、特に資格は必要ありません。
ですので、歯科助手は患者の口腔内に直接的な行為は行ってはいけませんので、器具のセッティングや唾液を取る作業(バキューム)などの診療補助を行います。
歯科技工士とは?
歯科技工士も、2〜4年の養成機関(大学・短期大学・専門学校)を卒業後、国家試験を受験し合格しなければなりません。
歯科技工士は、歯科医療の一端を担う医療技術専門職です。歯科医師の指示書にしたがって、入れ歯、歯の被せ物、歯の詰め物、矯正装置などの作成や加工、修理を行います。
高度な精密技工技術とともに、患者さんごとに異なる歯の色や形を把握する繊細な審美感覚が求められる仕事です。
どうでしょうか?
私達の仕事内容を少しご理解頂けましたか?
私達は患者様に必要とさせる歯科衛生士になるために日々精進しておりますので
これからもよろしくお願いします^v^♡